コピー機のリースは会社の業務などでの日常的な使用を目的としていることがほとんどです。急にコピーができなくなるトラブルが発生すれば業務の大きな妨げになることもあるので、そんな時には素早く、かつ確実に解決することが求められます。しかし、だからといってトラブルが発生するたびに業者に連絡して出張調査を頼んでいてはかえって時間がかかってしまい、経済的なコピー機のリース使用としては不適切な方法になることもあります。そこで、コピー機のトラブルの中でも代表的な2つの事例の原因と対策をご紹介しましょう。
最も多いコピー機のトラブルは紙詰まりです。紙詰まりが発生するとコピー機の動作は止まってしまうのでまったく使用ができなくなります。最近は操作パネルに状態が表示される機種も多くなり、こうした症状は自分で詰まった紙を取り除くことで解消できますが、この時、紙を取り除く作業は極力丁寧にゆっくりと行うことに注意が必要です。紙が途中で破れ細かい破片が内部に残ることになると業者に依頼しなければ詰まりが取れなくなることもあります。
もう一つはコピーした画面に黒い線などが出るという症状です。この場合の多くはコピー機内のガラス面についた汚れが原因になっています。ガラス面を優しくきれいに清掃すれば解決できることもできますが、ただし、ガラスの表面でなく裏側に汚れがついているのを見つけたら、その時は業者に分解清掃を頼まなければいけません。無理な分解は大きな故障に繋がります。コピー機のトラブルでは、表面の簡単な対処は自分で行い、難しいと思った部分は業者に相談すると意識しておくことが効率的な解決への近道になるでしょう。